お知らせ
2016/04/22
認知症カフェイースト 開催しました！
カフェイーストとして、地域リビングを会場に認知症カフェを月１回開催し、早１年が経ちました。
１周年として、高島平で訪問診療をされている、
やまと在宅診療所の安井院長にご講演いただきました。
認知症は治らないけど、周りの環境でサポートしていくことの必要性をお話してくださいました。
家族、ヘルパーさん、お医者さん、ケアマネさん、地域の人たちや場などが連携していくことが必要ということです。
後半はミニ相談会を開催しました。
参加者の中には、現在進行形で認知症の方を介護していらっしゃる家族の方も複数名いらっしゃり、
「夜、2時間おきに起きてきて、自分が寝られなくて大変参ってしまう。」
「朝起きてこないでほしいと、どこかで思ってしまう自分がいます。」
「今は親を介護している側だけど、私には子どもがいないから、将来、自分はどうなってしまうのだろう。」
といった不安や率直な気持ちを話し合いました。
安井さんからは、
「薬の量を調整したり、ショートステイなどを使ったりして工夫ができるのではないか」、
「認知症の方の残存能力をできるだけ発揮してもらえるように頑張れるのは、他人だからこそという部分もありますね。家族の方は、自分の身を守ることを大事に。」
「お一人の方は、地域のこういうつながりが大事ですね。」
とお話されていました。
在宅で、認知症の方を支えていく際に、家族の力に頼りすぎず、いろんな制度をうまく使ったり、
このように地域で支え合ったり、学びあったりしていきながら、
個々の状況改善につなげていけたらと思います。